化学系研究部分子構造解析室

研究概要

分子構造解析室では、主として核磁気共鳴(NMR)、質量分析(MS)あるいは単結晶X線回折などの分析手法を用いて様々な生物活性物質あるいはその誘導体、合成化合物の構造解析を行っています。

メンバー

  • PHOTOGRAPH

    上席室長 澤 竜一

メンバー総数 7名

テーマ

  1. 微生物代謝物のメタボローム解析
  2. 微化研化合物の再評価による新たな有用性の開発

テーマ概要

1. 微生物代謝物のメタボローム解析

微生物由来の二次代謝産物は、構造的・作用的に多種多様で化合物の宝庫と言われ、多くの生物活性物質が同定されています。一方でこれまで長年にわたる生理活性物質の探索においてきわめて多くの種類の物質が発見されてきたことから、従来の研究手法による新規活性物質の発見は非常に困難となってきています。我々は高精度LC-MSを駆使する微生物培養液中のターゲット・ノンターゲットスクリーニング分析を推進し、既知物質迅速同定およびそれに基づいた効率的な新規生理活性物質の探索に取り組んでいます。

装置一覧

2. 微化研化合物の再評価による新たな有用性の開発

微化研で発見された天然化合物を新たな評価方法で新しい有用性について研究しています。現在、抗原虫活性を指標にした微化研化合物の再評価を行い、新たな有用化合物の開発を進めています。さらに原虫感染症の治療および予防につながる有効なターゲットの探索を質量分析および顕微鏡観測によって行っています。

間接蛍光抗体染色による原虫の細胞小器官の観測
(緑,COPI-delta/ 紫,GRIP/ 青,DAPI)